沖縄の「禁断の釣り」!?
アンカー釣り!?
釣り場を汚す環境問題が叫ばれる以前に、高低差が有る岬周りで主に行われた。釣り竿を二本使います。
1、一本めの竿で最初に根掛かりさせる仕掛け[オモリの下に三本鈎]を軽く投げて、海底に引っ掛けて「ピン」と糸を張ります。[三本鈎や地獄鈎を使い、海底に引っ掛けることから船釣りのアンカーを掛ける動作を参考に「アンカー釣り」と呼んだ様です。]
2、次に二本目の竿で下に「滑車」の付いた仕掛けをロープウェイの様にスルスルと降ろしていく。[サビキ仕掛けや胴突き仕掛けを使用] 驚きなのは当時、「滑車」は釣具店で販売してましたよ。
問題なのが根掛かりした最初の仕掛けを強引に高ギレさせて、海底に糸とオモリや鈎を残してしまう事です。今やったら環境破壊で訴えられるレベルの禁断の釣りが「アンカー釣り」です。
フォローする様ですが、釣り人や釣具店、釣り餌屋が加入する「日本釣振興協会」略して「日釣振」がダイバーを雇い、海底清掃を定期的に行ってました。ダイバーによると海底からユラユラと海藻の様にラインがたなびいて、回収するのも体に絡み身の危険を感じたそうです。
※ 詳しく釣法を書きましたが、知らない人は是非やって下さいって事じゃ無いですよ。本当に、もうやめてね!
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カーエーの引っ掛け釣り!?
昔は[今も居るかな?]藻を主食にする口の小さなアイゴ類を、地獄鈎[6〜8本鈎]にアイゴ類が好む「藻」を巻きつけて食べに来た魚を強引に引っ掛けて釣る釣り方でした。「練り餌を使う方もいました」
年配の方が、硬めの船竿や投げ竿で岸壁から垂らして狙ってましたよ。厄介なのが、ウキの餌釣りの側でやられると魚が散り釣りになりませんでした。
撒き餌を撒いて、一本鈎でウキ釣りしてると引っ掛け釣り人が周りに集まって来る事も有りましたね。引っ掛け釣りの人が、スレで強烈な引きのカーエー[ゴマアイゴ]が掛かり海に引き込まれそうになりながら、やり取りするのを冷ややかな目で見てましたよ。もう〜!
藻を使う隣の釣り人がどの藻が良く当たるか、聞いて無いのに熱く語ってましたね〜。[一部の釣具店でも販売してました]
撒き餌がサバ缶!?
缶切りで缶詰を開ける時代に、一部の釣り人に行われた「ヤバイ撒き餌」です。
まだ、赤アミやオキアミの撒き餌が無いか高額の時代に、サバ缶とメリケン粉が練り餌セットで売られてました。少しだけ身を残して釣り場に投入!撒き餌用に一缶、少しずつ液が滲み出る様に投入する猛者もいましたね。
空気が入りすぎて、サバ缶が「プカプカ」と流れて行くのが現実でしたかね?
赤アミに浜辺の砂を混ぜて撒いた事も有りました。高比重をうたうチヌ用配合餌のあるメーカー製の物に小砂利が含まれていた事も有りましたよ。今はもう、やって無いでしょう。
今なら釣り場にゴミを放置して環境破壊、釣り禁止になりゆる事態です。絶対にやめましょう。
今はやってない「禁断の釣り」が有ったらコメントください。笑
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