モンキーZ50J、遂にボアアップ
資金調達の為、ジモティに出品
中古で買った「1979年製モンキーZ50J」もオーバーホールやパーツ交換を経て、約1ヶ月経ちました。
古い車両なので、ノーマルの外観を生かしつつリペアしてきましたが、純正パーツが無い。純正中古パーツも旧車ブームで高騰中なのか。
やはり、不具合で純正品を「中華キャブ」に交換したが、日本製のキャブを戻すにはボアアップするしか無さそうだ。
走行中に特に問題無く乗れて、純正エアクリーナーがそのまま使えた「中華キャブ」ですが、長い目で見たら故障などが不安なのと原付の「速度制限30km/h」がネックとなりましたよ。
ボアアップに必要なパーツと特殊工具などを注文しました。
アマゾンでパーツ購入
モンキーのボアアップについて、調べてみるとノーマルエンジンヘッドでボアのみ75cc化がエンジンにも負担が少ないらしい。
パワーバランスを取るために、腰下と呼ばれるエンジン下部も分解しクランクシャフトも交換して、エンジンヘッドも変えたら良いそうですが、
予算的にも厳しいし、技術や時間的にも大変です。
キャブレターも不具合からノーマルから中華製キャブに変更後、ボアアップの際に「日本製ケイヒン社-PC20」と「ハイカムシャフト」に交換します。
「パワーフィルター」も主張しすぎないように、クロムメッキタイプにしましたよ。
「ハイカム[シャフト]化」した方が高速の伸びが良いようなので、安いパーツなので交換します。
土日の二日でキットを組みました
今回、生まれて初めてエンジンをバラします。中学生の時の技術の成績が良かったの大丈夫でしょう。
まず「ボアアップパーツ」を取り付ける為に、マフラーや外し慣れたキャブレターを取り外します。
固着したシリンダーヘッドが外れるか不安でしたが、事前にボルトやネジに潤滑剤のクレ5-56を吹き、インパクトドライバーを使いネジを外し、プラハンマーで打撃をあたえてヘッドカバーを取ります。
50ccから約25ccしかボアがアップしないので、ピストンもそんなには大きく無いですね。
燃焼室内部は煤で黒くなっているが、シリンダーにも傷はなし。
ヘッドにも傷は無く、パーツの取り外しは順調に進んで行きます。
ハイカムシャフトを組むのにカムが邪魔して純正カムシャフトが外れないので、購入した特殊工具「タペットアジャストレンチ」でロックナットを外してフリー状態で外しました。
ヘッドを外して固着したガスケットを削り取ります。
オイルストーンで接続面をキレイに均してから、新たに新品のガスケットを付けて組み立てます。
大変だったのは、バルブクリアランスの調整とフライホイールにチェーンを通して点火タイミングの調整でしたよ。
チェンジペダルの隣に有る、カムチェーンテンショナーボルトを緩めてもチェーンの張りがキツくてカムスプロケットを取り付けるのが大変でした。
次回、オイル交換の際にフライホイールを外してチェックします。
午後から毎日約6時間、二日掛でボアアップキットの組み込みが完成しましたよ。
PC20キャブは調整無しで、ポン付け出来ました。しばらくは調整無しで、よくわからない調整ニードル交換も無しにします。
キットを組んで、キック約10回でエンジンが始動しました。
若干、カシャカシャと機械音が増えたような気がします。気のせいかな?
約1ヶ月しか取り付けていない原付ナンバーを役所に返却して、改造申請を出して新しい黄色ナンバーを取り、自賠責も登録変更して原付2種で公道再デビューの予定です。
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