離岸流、リーフカレント

静かな海でも激流が!?

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静かなビーチやリーフでも、沖に向かって流れる激流の「離岸流やビーチカレント」が起こる可能性が有ります。

メカニズムは、タイドプールなどに潮の干満によって沖から入ってくる潮の流れ込みが、出口になる場所に沖に向かって流れる潮流が発生します。

ウェーディングなどでも、そのような場所では体を持って行かれそうな潮流が発生するので、浮力が出る腰以上に立ち込むのは危ないですよ。ヒザ下までで様子を見ましょう。

リーフに面したビーチなどにも、「リーフカレント」が発生する場所が有るので小さいお子さんがいる方は管理されたビーチで泳ぎましょう。

最悪、沖に流されてしまった場合は慌てず流れに逆らわないように横向きに泳いで、払い出しの流れが弱い場所を探して戻りましょう。遊泳中やライフジャケットを着用してない時には、慌てて無理に泳ぐのでは無く静かに浮いて救助を待ちましょう。

周りの人は、助けに行ってパニクって溺れた人に抱きつかれて二人共溺れてしまう二次災害も起こりえます。むやみに助けに行くのでは無く、空のクーラーボックスやペットボトルなどの浮力体を投げて、それにつかまってもらい助けを待ってもらいましょう。

河口周辺の流れも要注意!

沖に払い出す干潮時の川の流れで流される場合も有ります。大雨の後の増水で流される恐れも有るので注意しましょう。

泳ぐのは絶対に止めて、釣りをする際には、「ライフジャケット」を着用しましょうね。

子供だけで釣りに行くのはダメです。必ず、大人と一緒に行きましょう。

防波堤周りも注意

手漕ぎボートを所有していた時期が有り、近くの沖防波堤に楽に渡れると思いましたが意外と干満差で強い流れが発生します。自力でなんとか対応出来ましたが、今考えるとヤバかったかも知れません。

季節で風向きも変わり、潮流、流れる方向も変わるので注意が必要ですよ。

岸に戻れず、沖に流されて海上保安庁のお世話になってしまう場合も有ります。周りの方々にも迷惑を掛けないように注意しましょう。

アウトリーフのカヤックフィッシング

サップ、ミニボートもそうなのですが、干潮時にリーフから抜けて沖で釣りをして、満潮時に戻る時にリーフに波が打ち付けて戻れなくなる。

リーフにぶつかる大きな波は盛り上がり、タイミングで抜けても追い波を横から受けると簡単に船は横転してしまいます。

サンゴ礁の上で横転して波に巻き込まれると、サンゴで体を切り大怪我をしてしまう可能性も有るので、アウトリーフに出る際には細心の注意が必要です。

沖に向かう強風で出船して自力では簡単に戻れない所まで流されてしまう場合も有るので、その際は出港を取り止めるか体力も考えて釣行しましょう。

良く知っているつもりの場所でも、季節や海況でも状況は一刻一刻と変わります。天気や海の状況が悪くなる予報での釣行は避けましょう。

無理をして出港する勇気より、「止める勇気も大切ですよ。」

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