ジークラフト[Gcraft]オイルクーラー装着

ボアアップ後のエンジンの為に…

エンジンのカスタムは、ほぼ終わった。が、これからは中古で購入した「モンキー君」を快適に長く乗る為のカスタムだ。

中年ライダーに良く見られる「4mini沼」にハマっていく自分が怖い。笑

先日、ボアアップする際に「カムカバー」の冷却フィンを折ってしまった。

固着が酷くて、インパクトレンチでネジやボルトを外しプラハンマーで打撃を与えながらカバーを外そうとすると、打ち所が悪く簡単に「折れた」と言うか「折った」のだ。

純正中古パーツを探すか、中華製パーツを取り付けるか、折れた断面を削るか、で検討中。

ここからが本題「慣らし運転」の際に長距離を走ると「熱ダレ」なのか、エンジンの回転が安定しない。

対策として標準的な「オイルクーラー」を取り付けるのに、古い物[折れたカムカバー]を外して専用の「カムカバー」から耐熱チューブを取り回しコンデンサーを取り付けなくてはならない。

フレームにオイルクーラーをマウントすると「レーシーな感じ」になるのと、勝手ながら「ヤン車」のイメージが有るので導入をためらう。やっぱり、純正のイメージを崩したく無いのだ。

昔、同級生の〇〇君が乗っていたクラッチが異常に重い「ヤン車」、バンパーから飛び出したオイルクーラーを思い出す。

更にエンジンをバラして、内部に「オイルポンプ」を取り付けなくてはならない。オイルクーラーに付いて色々と調べて見ると、サブ的なオイルクーラー「ジークラフト社製 アルミビレットオイルクーラー」を見つけた。

フィンが5段、7段、10段のタイプが有り、冷却効果が高そうな10段フィンの物を早々に注文。

届いた商品は、手のひらに収まるくらい小さい。

私の「6Vモンキー」には付属のガスケットは合わない。前回、ボアアップの際に使用した物を使い回す。

オイル漏れが心配だが、手持ちが無いのだ。直ぐに注文したが、オイル漏れが無ければそのままで行きます。

エンジンのヘッドに装着したらこんな感じ、やっぱり評判通りプラグが取り外しにくい。

指示通りの「ロングメガネレンチ16×18」でしか、プラグにアクセス出来ない。

かなり主張が激しいシリンダーヘッドになってしまった。

走行後のエンジンオイルの温度チェック

モンキーには、油温警告灯が付いていない。

今使っている「ホンダG1エンジンオイル」の実用温度域が20〜120度らしいが、このバイクの適正油温がよく分からない。

取り付けたオイルクーラーの効果を、視覚的に確認する為に「デイトナ社製油温計」を取り付ける。

純正のオイルゲージを外して、取り付けるタイプだ。オイルゲージ位置もほぼ同じだが、付着したオイルが見難い。

油温計を取り付けた日だが、25度超えの夏日だ。

天気も良くて道路のアスファルトに近いところは、かなり高温だろうな。

近所を法定速度の40km/hで30分程走ってみる。平坦な地形で信号待ちの度に油温計を確認するが、平均で80〜90度を針が示す。

更に「長時間走るとどうなるのか?」確認する為に、海まで約30kmのプチツーリングに出かけた。

アップダウンが有る山道でスピードも40km/h〜50km/hで車の流れに乗って走る。

海に到着後、油温を確認すると約100度に達する。アイドリングでしばらく様子を見ると90度に下がった。

巡航では問題ないが油温が100度を超えて110度〜約120度、信号などで止まるとアイドリングが不安定になりアクセルを軽く吹かすと「ボボボボッ」と回転が落ちる。

エンストまでは行かないが、アクセルワークでクラッチの繋ぎ方に気を使う。

安全な場所に停車して、エンジンは直ぐに切らずアイドリング状態で油温が100度を切るまで待機。

10分程で再スタートしたが問題なく走れました。

別日ですが、信号待ち時に油温[停車時約120度]に上昇してエンジンの回転が不安定になる。

近くの「八重瀬道の駅」で油温下がるまで、缶コーヒーを飲みながら休息。20分程で約70度まで油温が下がったので、同じ距離を走り帰路につきましたよ。

エンジンオイルを高温に強い「ホンダ純正G2オイル」に変えるか、そもそものオイルクーラーを変えるのか、梅雨に入って「バイクにも乗れなくなる」と思うので暫く頭も冷やして[散財してお小遣いがピンチ]考えます。

マフラーの排気音が大きくて気になる

ノーマルマフラーから抜けの良い「OVER マフラー」に交換したら、最高速と加速性能が良くなった。

代償として、排気音がやがましくてエンジンを吹かすと近所迷惑になりそうだ。

モンキーを走らせて排気口を狭めて音量を小さくする「バッフル」を、隣町のバイクパーツ屋で買ってきた。

今付いている「バッフル」と比べても、デイトナ社製の物は明かに小さい。

ボルトとネジで止められてだけなので、外して直ぐに取り付け完了。

「バッフル」取り付け後に慣らし運転を兼ねて走行テストを繰り返した。

確かに音量は若干小さくなっている気がする。

問題なのが信号待ちの時に、これまで通りにクラッチを繋いで発進するとアイドリングが下がりエンストしそうになる。

以前よりアクセルを開けて、慎重にクラッチを繋がら無くてはならなくなった。スピードが乗ってエンジンの回転が安定して来ると問題は無いのだが。

結局、残念無ことですが「バッフル」は取り外して、無理にエンジンを吹かさないように運転します。

ノーマルマフラーでも問題なかったが、こんな小さな部品だけでこんなに変わるのか?キャブの調整不良なのかな?

追記

「バッフル」を再度取り付けました。慣らし運転もほぼ終了して、アクセル全開にする機会が増えたので騒音対策で再度取り付けました。

排気口を絞るのだからマフラーからの抜けの悪さは、坂道だと特によく分かります。

スピードが落ちるのでギアを下げてアクセル全開にすると、もちろん爆音。どちらが良いのか迷いますね。

以前書き込んだスタート時のアイドリングが下がる問題は、「バッフル」が影響したのでは無くてエンジンが高温となり「熱ダレ」を起こしたせいでしたよ。

新しいオイルクーラー装着後には、熱ダレ前の「アイドリング問題」は解消されました。

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