沖縄のウキ釣り[防波堤・磯釣り]
経験を元に沖縄のウキ釣りを初心者向けに解説したいと思います
著者が釣具店の店長時代、ウキ釣りにハマっていた時期が有り沖縄本島南部の防波堤で、主にチヌ、カーエーを狙っておりました。
程なくして常連のお客さんのお誘いも有り、慶良間の磯釣りデビューしたのもこの頃です。
数ある磯竿の中から何を選んだら良いか分からない
著者も中学生の頃、ウキ釣りがしたいが訳がわからず釣具屋の店員さんにも聞けずにモジモジしてました。
最初に買ったのは、2号の4.5mのグラスの磯竿を購入しました。リールは小径のリアドラグの小型スピニングリールで道糸3号を50m巻き、餌は練り餌で30cmくらいの魚はよく釣れましたよ。それ以上の魚には、竿は曲がりっぱなしで、根に潜られて切られましたね。
ダイワの磯竿にリバティクラブ・磯風と言う入門用の竿が有る。値段も1万円しないくらいだ。ノーブランドの竿には、もっと安い磯竿が有るがパーツの供給が出来て無い物も有る。折れた時の事を考えるとメーカー品が無難で有る。ちなみに1.5-53の竿先のパーツは[♯1・ガイド無し]で1300円税別[令和2年2月現在]でした。
最初は長く感じるが、長さがアドバンテージとなる53表記の5.3mを購入した方が良い。[近くの根を回避したり、竿にタメが効きバラシが減る]
リバティクラブ・磯風 | 長さ | オモリ負荷 | 適合ハリス[ナイロン] | 適合リール(リバティクラブ) | 沖縄の対象魚 |
1.5-53 [小径ハードガイド] | 5.3m | 1.5~4 | 1.5~4 ※ [フロロ2~2.5推奨] | 2500[3号150m] | チン |
2-53 [小径ハードガイド] | 5.3m | 2~6 | 2~5 ※ [フロロ3号推奨] | 3000[4号150m] | 小磯 |
3-53 [小径ハードガイド] | 5.3m | 5~10 | 3~7 ※ [フロロ5号推奨] | 4000[6号150m] | カーエー |
4-53遠投 [投げ用ガイド仕様] | 5.3m | 10~15 | 3~10 ※ [フロロ8号推奨] | クロスキャスト5000 [8号200m] | タマン |
5-53遠投 [投げ用ガイド仕様] | 5.3m | 12~20 | 4~12 ※ [フロロ10号推奨] | クロスキャスト5500 [10号200m] | タマン |
数値はダイワカタログから抜粋[令和2年2月]
◯ 上記は、あくまでも目安です。場所、地形には当てはまら無い場合も有ります。[※ フロロカーボンハリスの略]
ウキは何を使えば良いの?
極端に軽いウキは、ポイントに仕掛けを振り込みにくく、重いウキは感度が落ちアタリが分かりにくくなります。下記の表は、目安で向かい風や潮の流れで仕掛けを重くする事も必要になります。
フカセ釣りなど魚を、コマセで浮かせて釣る場合は0号・G2・B表記など軽めの浮きが使えます。
00・ーG2など・マイナス表記のウキは、沈みます。基本を覚えてから使いましょう。
右図の遠投うきは、タマンやカツオ狙いのカゴ釣り仕掛けの事です。
水深 [アンダーで降り出す距離] | ウキのサイズ [円錐うき・棒浮き] | 水深 | 遠投うき [カゴ釣り] | ||
竿1本分の深さ5m前後 | 3B~5B | 約10m | 10号 | ||
竿2本分10m前後 | 0.8~1号 | 約15m | 15号 | ||
竿2.5本15m前後 | 1.5号〜2号 | 約20m | 20号 |
ウキ釣りで他に必要なものは?
◯ 魚種に合った釣りバリ:ハリが結べなければ、ハリス付きを購入してください。 |
◯ ガン玉[オモリ]:ウキを飛ばしたり指定の棚に仕掛けを送ります。微調整用のガン玉とウキの浮力に有ったオモリ。 |
◯ スイベル[よりもどし]:サルカンとも言います。糸の寄れ防止の為。 |
◯ ウキ止め糸、指定の棚にウキを留めるために使用します。ゴム製はズレるので勧めません。 |
◯ シモリ玉:ウキとウキ止め糸の間に入れます。ウキ止めがウキの管から抜けない様に。 |
◯ コマセカゴ:タマン釣り場合は、オキアミコマセを使うので網目が荒いカゴを選びます。 |
◯ バッカン[コマセバケツ]:コマセを撒くコマセシャクと混ぜるための交ぜ棒も必要です。 |
◯ 水汲みバケツ:コマセを混ぜる時、海水を汲むためと手洗い汚した釣り場を洗い流すため。 |
◯ 対象魚に合う餌と撒き餌[配合餌]も忘れずに。 |
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